ABOUT
臨床研修医を育成するための理念と基本方針
当院は厚生労働省が指定する臨床研修病院として、以下の理念と基本方針により、臨床研修医を育成しています。
理念
医療人として自己研鑚に努め、人間性が豊かで社会の信頼に応えられる医師を育成する
基本方針
上記理念を実現するため、次の項目を基本方針とします
【体得 Learn】
- 社会人としての良識の体得
【習得 Acquisition】
- プライマリ・ケアの習得
【実践 Practice】
- 多職種協働に基づいた安全で良質な医療の実践
- 災害・救急医療への貢献
- 地域医療への寄与
Learn
Acquisition
Practice
病院長からのメッセージ
手厚い研修指導体制で広く臨床を経験して深く学び、
大きな成長を期待しています。
病院長
道勇 学DOYU Manabu
愛知医科大学病院は、大学病院としての安全で質の高い専門医療を提供するとともに、名古屋市北東部や尾張東部医療圏の地域医療から東海地区広域に亘る救急医療までを総合的に担っています。とくに救急医療は、高度救命救急センターおよびプライマリケアセンターを中心に一次救急から三次救急に到る症例の総てを包括的に診療しています。また、「大学病院ならでは」の貴重な症例も数多く、各診療科の専門医数も豊富で充実した診療体制となっています。
研修医のみなさんが、このような環境で十分な臨床研修が受けられるように、当院では学内のみで2年間の研修を行うプログラム(内科系・外科系・総合医コース)のほか、2年目の20週間を市中病院で研修するプログラム(学外コース)、小児科や産婦人科など専門診療に特化した臨床研修プログラムを提供しています。また、卒後臨床研修センターには専任の医師を配置し、質の高い研修を行っているほか、研修医から出た意見をできる限り研修プログラムに適時取り入れる体制づくりを行っています。
当院における当直は、一次・二次救急を担当する臨床研修医当直と専修医当直に加え、内科当直医および外科当直医がERに常駐して診療のバックアップ体制を組み、屋根瓦式で「寄り添う指導体制」のもとで救急診療にあたる体制を構築しています。そして、三次救急を担当する救命救急科当直医や病棟当直医、さらには待機医とも密に連携を取りながら、「チーム」として救急診療を行う体制にもなっています。
多くの専門医、指導医と共に行う質の高い研修経験は、みなさんの医師としての生涯財産になると考えています。医師としての第一歩を研修環境が整った愛知医科大学病院で始めてみてはいかがですか?